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Feature of Precast

プレキャスト特集

NEWS RELEASE 2017.12.25

コスト低減のプレキャスト

施工の様子

写真1 施工の様子

都市景観へ配慮した中央暫定方式

 写真1は、国土交通省長崎河川国道事務所で採用された『プレキャスト壁高欄』で、施工現場は長崎県佐世保市です。
 長崎497号佐世保高架橋工事は、佐世保市内の交通混在の緩和と交通安全の確保を目的とした、自動車専用道路の高欄部側壁として使用されました。また、通常上り線、または下り線の片側暫定方式が一般的な施工になります。当現場は、全国的にも珍しい中央暫定方式を取り入れた設計となっており、当社の『プレキャスト壁高欄』が取り入れられています。橋梁中央部から車線を分けることにより、景観的に優れています。

 暫定2車線に採用されている壁高欄は、交通量増大に伴う4車線化を計画された際に、新規設置位置に据え直すことが可能な構造となっています。壁高欄のPC鋼より線の緊張を解き、かつ、固定ボルトを解放することにより、現在設置されているプレキャスト壁高欄を外すことが可能であるためです。
 新規でプレキャスト壁高欄を製造することなく、PCより線及び設置部材のみ入れ替えることにより再設置が可能となる為、コスト面に優れています。
 製品の大きさは、天端幅250mm、下端幅485mm、高さ955mm、長さ1990mmとなっていて、施工曲線にも対応できる製品です。写真2が、曲線部の施工写真になります。

製品施工後の様子

写真2 製品施工後の様子

製品搬入前

写真3 製品搬入前

 製品本体内には、通信ケーブルを通すことができ情報インフラへの対応もしております。

[現場概要]
工 事 名 : 長崎497号佐世保高架橋上部工工事
工事場所 : 長崎県佐世保市地内
発 注 者 : 国土交通省 長崎河川国道事務所
製品仕様 : 250/485×955×1990
        プレキャスト壁高欄 L=3100(m)
工事期間 : 平成21年度
        ※期間は、製品の工事期間です

製品情報(壁高欄)

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